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コンセプトを考えます。
必要な要素は何か、どんな不満があるかを洗い出し、持たせる雰囲気と機能を決めます。『機能』と『デザイン』を融合させる接点を探すという感じの作業です。
通常やってしまいがちなのが、「ここにリボンを付けたら可愛いんじゃない?」という風に、何かしらを『足す』作業ですが… 機能美を追求し本物のデザインを提供するFUNAUTEとしては、むしろ如何に無駄を無くせるか、『削る』作業になります。
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他のエプロンブランドではまず無い工程です。
『ドレーピング』というウエディングドレスを作る時などに使われる立体裁断の技術を使って、各デザインの元になる型紙を作ります。アパレル用のボディ(リアルな平均体型のボディ)にシーチングという薄い布をあて、切る・つまむ・ピンで留めるなどを繰り返して体のラインに沿わせ、美しい形を模索します。
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これぞプロのパタンナー(型紙を作る職業)にしか成しえないFUNAUTEの真髄です。
そうして出来上がったものを平面に広げて型紙を取ります。これが全てのデザインの原型、大元のデータとなります。これを元に数値を変えることでいろんなデザインの型紙にしていきます。こうすることで、効率よく且つ美しい形を作ることが可能となります。
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自社でサンプルを作ります。
前の工程で出来た原型を元に各デザインの型紙を作り、サンプルを縫います。その都度、ボディや体型の違う色々な人に着てもらい、修正をしていきます。この繰り返しで精度を上げ、最終形の型紙が完成します。
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およそ通常のエプロンからは考えられないような型紙が出来ます。大抵のエプロンは大きい一枚の生地にポケットと紐を付けるだけの簡単な構造ですが、FUNAUTEでは多いもので14パーツから構成されます。この写真もこれで1着のエプロンですよ!
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数多くの生地サンプルの中から、FUNAUTEのエプロンに適したものを選んでいきます。
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色や柄を選ぶのはもちろん、重要なのはエプロンとしての機能性と見た目のバランスをとること。FUNAUTEとして判断の基準にしているポイントは大きく3つ。
・色や柄の組み合わせ、厚み、光沢感、肌触りなどによるデザイン性
・生地のハリ、しなやかさ、目の詰まり方、伸縮性などによる加工後の仕上がりの良さ
・洗濯、アイロン、汚れ、耐久性、吸水性などによる日々の使用時の扱いやすさ
とはいっても、やはりデザインを大きく左右する要素で、色柄を決めるときは本当に楽しいものです。サンプルを作って確認するのですが、平面の生地から立体のエプロンになると見た目の印象が大きく変わるのも感動しますよ♪
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全ての要素が決定すると、縫製を委託している工場に加工してもらいます。出来上がった商品は検針機にかけ、糸くずの除去やほつれなどをチェックします。厳しいチェックをクリアした商品のみ、なるべく変なシワにならないように丁寧にたたみ、包装して、すぐに出荷できる状態にして保管します。
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FUNAUTEのエプロンの出来上がりです。
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